オーナーが離職を止めるではなく、自分で考える 1/3

昨年の講座でコーチングを学んだ

メンバーの1人である店長に

ある出来事が起こりました。

一緒に働いているスタッフの離職です。

それも今よくある

違うサロンからの

ヘッドハンティングです。

そのスタッフが

離職を決意した理由は

「自分の未来のため」でした。

そこで

その店長は

辞めたいスタッフ方と

色々とお話をしたそうです。

 

その話の中で見えてきたのは

離職の本当の理由であり、

スタッフの本音でした。

しかし、その店長は

一切引き止めませんでした。

 

本人が意識したのは

「そのスタッフが何を自分で決めるか?」。

結果、

そのスタッフは

ヘッドハンティングの好条件を断り、

自分のためにそのサロンに残ると

決断したそうです。

僕は

その結果を聞いて、

店長の方に質問しました。

 

「なぜ辞めそうなスタッフを

引き止めなかったの?」

 

理由は

「自分が引き止めて残っても

そのスタッフの人生は背負えない」

「それに自分の人生は、

自分で決めないと意味がない」

という凄くシンプルなものでした。

このときに僕が考えている根本の解決に

一歩近づいたと感じました。

僕がコーチングをするのではなく、

その現場のスタッフに

僕と同じビジョンが伝わって

『結果が変わった!』と感じました。

ちなみにその店長と僕は正反対と

言ってもいいほど

全然似ていない方です。

(女性ですし、デザインが大切な方です)

まさに「自分と人は全然ちがう」なのです。

先ほどの

店長と辞めるスタッフのお話こそが

コーチングであり、

『人間力の再現性』

があったと感じる瞬間でした。

今年の講座(グリードゼロ)は

昨年のメンバーを含め、

12名の方が受講されています。

そのメンバーの中には

アシスタントの方も含まれます。

 

まだまだ始まったばかりなので、

どうなるかは僕にも分かりませんが、

数回受講された方からは

 

「コーチングの必要性を体感した」

 

「これができるようになれれば

自分もサロンも変わる」などのお言葉を

頂いております。

ここでお話ししたことは

コーチングを学んでいれば

誰でも再現できるようになります。

ここでお話ししたことは

特別なことではなく、

コーチングを学んでいれば

普通のことだと僕は思っています。

なぜそんなことが可能なのかは

次回

お話しさせて頂きます。

 

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