アットホームサロンという言葉は危ない 2/3

美容師の方にお会いすると

僕がよくキク質問があります。

「働いているサロンはどんなサロンかな?」

 

「働いているサロンは

お客様からどんな評価をもらってますか?」

この答えで一番多いのが

「居心地がよくアットホームなサロン」

です。

 

 

 

アットホームは

居心地が良い

スタッフの仲が良いなどの

プラスの面

もちろんあります。

ただ、

裏を返せば

新規のお客様が来ない

常連の方が

ほとんどのサロンだという

認識を与えてしまう面もあります。

またスタッフが

サロンの強みやコンセプトを

よくわかっていないと

「アットホーム」

言ってしまいがちだったりします。

アットホームという言葉が危険なのは

マーケティングに詳しい人が

このワードを聞くと

スタッフを狙ってくる可能性が

あるからです。

投資家などの

美容師でない人が

ビジネス目的で

美容界に参入していることは

ご存知だと思います。

 

この人たちが狙っているサロンが

まさにアットホームなサロンを

ターゲットにしています。

このままでは

アットホームサロンは

より良い労働条件などでアプローチされ

引き抜きがよりエスカレートしていきます。

 

だからこそ、僕が重要に思っている事は、

今一度サロンの強みやコンセプトを

明確にして、

『脱アットホーム』で

経営者だけでなく

スタッフ全員で考えるコンセプトが必要です。

 

全員で考えるコンセプトを作るコツは、

経営者が

『どの方向性で進んでいくか?』

指し示す事がもっとも重要です。

経営者が方向性を指し示し、

そのコンセプトを

いかにスタッフに共感してもらえるか?

次のステップです。

 

その共感を高めるために

必要なのコツがあります。

 

それは、

まだ誰も聞いたことがないけど

       共感してしまうコンセプト

もしくは、

皆が、そのコンセプトをイメージできるし

      やってみたいと思うコンセプト

であれば、

コンセプトの共感が、

目標達成の共通イメージ(ゴール)になります。

 

 

これを達成する目的地を

        ビジョンと言います。

そのビジョンを達成するために

どのプロセスが重要なのかを

対話ベースでお話しさせて頂くのが、

僕のサロンの関わり方でありスタンスです。

 

ビジョンを達成するために

僕が1番お伝えしたい事は、

働いているスタッフの強みを

カタチ(=言葉)にできるサロン

これからのサロンの在り方だと思っています。

もし、

スタッフの強みを言語化を出来なければ、

負のスパイラルのきっかけは

内からも外からもやってきます。

 

「あなたのサロンはどんなサロン?」

 

 

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