向き合わなければならない本当の敵とは? 4/4

今回は顧問先で

僕が実際に体験した事例について

お伝えさせて頂きます。

 

そのサロン様は1店舗スタッフ10名

売上も順調、スタッフも毎年入ってくる

優良サロンです。

 

昨年、1人のスタイリストが

サロンを独立しました。

 

 

そこから数ヶ月後

想定外の問題が起こりました。

 

それは

「売り上げを今後どうあげていくか?」

という所から

見えてきた本当の問題…

 

 

 

 

「人をどう育てればいいのか分からない」

ということです。

 

オーナーはこの事実に直面し、

スタッフが辞めてしまうことに対して

より不安を抱えていました。

 

しかし

悩みごとを

丁寧に聞いていくと

オーナーの不安の正体が見えました。

 

それは

 離職をさせてしまった本当の原因は

     自分が作っていたという事実。

 

そこで僕は

「向き合わなければならない本当の敵とは?」

テーマ(=ゴール)

にして

オーナー、スタッフ様と

グリード会議

を行うことにしました。

 

会議の最初にスタッフから出たのは、

 

「辞めていったスタッフに甘えていること」

「自分がレッスンに向き合わない甘さ」

 

つまり

「人から言われたノルマをどうこなすか?」

という思い込みでした。

 

 

ここで、僕が皆さんに投げかけました。

「ノルマをこなせば、

   本当に人は働きたくなるのでしょうか?」

 

 

 

最初に口を開いたのがオーナーでした。

 

オーナーの謝罪が皆の心を間違いなく変えました。

 

「自分が、前のスタッフに甘えすぎていた。

そのせいで、自分がそのスタッフがいなくなって

不安で

よりみんなと距離を取ってしまっていた。」

 

「自分の弱さをさせけ出したら、

みんなが辞めてしまうと思ってしまった。

本当に申し訳ない」

 

と涙ながらに語ったのが

僕は

印象的だった。

 

そこからの僕は

いてもいなくてもどっちでも良かった。

 

 

皆でゴールまでの勢いは、今でも忘れれない。

本当に凄かった…

 

 

 

ここからサロンが徐々に変わり始めました。

 

本当の敵は、

「気付いているのに言わない心の弱さ」

=勇気という名の覚悟

だと

みんなが気付き、

これが行動の源泉になっています。

 

 

グリード会議=本音会議には

自分と向き合う成長の場が生まれる力

があります。

 

今後は、この共感体感をいかに忘れず継続できるか?

 

ここが次のステップです。

 

 

モチベーションを高められる関係性が提供できる場

があれば

人は離職しないと思っています。

 

これがグリード会議であり、

サロンで働く価値であり

人を信じなければならない理由

だと思っています。

 

 

次回のテーマは

苦労してスタイリストデビューしたが

売上が上がらず

将来に不安を抱えて離職してしまう方で

困っている方、必見!!

 

デビュー後の新カリキュラムについて

お伝えさせて頂きます。

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